元女子プロ社長奮闘記−第5話−猪突猛進
毎日必死に食べまくった甲斐もあり、中学に上がる頃、体重は軽く60kgオーバー。
今や立派なおデブちゃんへと成長していた。
へへんっ。
身長は伸び悩んでまだ155cmくらい。
でもまぁ、あと3年で5cmくらいは伸びるかな?
まだまだ成長期だしね。
プロレスラーになると決心してから、プロレスについても色々と調べていた。
ランドセルの中には教科書の代わりに常に『週間プロレス』が入っていた。
周りからはかなり変な子だと思われてたと思うけど。
本人は他人にどう思われてようとそんなの全くカンケー無し。
猪突猛進。でも、こうした資料を読むうちに
女子プロレスラーになる為には年に一度の『オーディション』なるものを受けなければならず
しかもその『オーディション』は全国から1000人以上の応募者の中で
合格者はたったの5〜10人というとてつもなく狭き門である事を知った。
普通の神経なら愕然とするような確率の低さだと思うんだが、
その時の私には確信があり、自信があった。
その自信は一体どこから…?
当然だが当時の私には合格するという根拠は何もない…。