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元女子プロ社長奮闘記−第2話−目覚め

小学5年に上がってすぐだったと思う。
ある日、仲のいいクラスメイトの女の子があたしに言った。
『女子プロ、面白いよ』
女子プロ?女子のプロレス?へー…。

家に帰り夕飯時、いつものように何気なく付けたTVの中で、
今丁度『全日本女子プロレス中継』が始まろうとしていた。
あぁ、コレかぁ、ふーん。
始まってすぐ、リング上ではプロレスラーらしき二人組が唄を歌う。
リングを埋め尽くさんばかりの紙テープの山。
赤、青、黄色のライトがグルグル回っている。

なにコレ!?プロレスじゃないの…?
と思っていると歌の後、コマーシャルを挟んで試合が始まった。
『後楽園ホールより中継です』
女子プロ名物アナ、お馴染み塩野治夫さんの実況。

その日のカードは忘れもしない
クラッシュギャルズVS極悪同盟ダンプ松本、クレーン・ユウ組。
全女定番、一押しのタッグマッチ。

当時毎日のように組まれていただろうこの試合を見て
その後のあたしの人生は大きくその方向を変えてしまった。

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